離婚後、何もする気が起きないあなたへ|いまは最低限でいいと思う理由
離婚のあと、何もする気が起きない。
仕事は何とかこなしていても、家に帰ると何も手につかない。
食事や身の回りのことをやらなければいけないと分かっているのに、動く気になれない。次の恋愛どころか、自分の生活を回すだけで精いっぱいになる。
そんな状態にいる人もいると思います。
僕は25歳で離婚しました。
生活そのものができなくなったわけではありません。体は動いていました。それでも、心だけが止まったまま、時間が過ぎていくように感じた時期がありました。
この記事は、「早く元気を出して」と急かすものではありません。
何もする気が起きない自分をすぐに変えようとせず、いまは生活を一度に立て直さなくていいと思う理由を、自分の経験からお話しします。
何もできない自分を、すぐに怠けだと決めつけなくていい
離婚によって変わるのは、夫婦関係だけではありません。
一緒に暮らしていた相手がいなくなり、生活のリズムも変わる。これから先も続くと思っていた予定や、思い描いていた将来も変わります。
大きな生活の変化や強いストレスのあとに、何もする気が起きなくなることはあります。
だから、動けない自分を見て、すぐに「怠けている」「いつまでも引きずっていて情けない」と決めつけなくていいと思います。
次の恋愛を考える余裕がないどころか、自分の生活を回すだけで精いっぱいになることもあります。
ただし、「離婚後ならよくあることだから」と、つらさを自分一人で片づける必要もありません。
つらい状態が続くときは、誰かの助けを借りていい。そのことについては、後半で触れます。
僕も、体は動いていても心が止まっていた
離婚が決まっていくあいだ、僕は何が何だか分からないままでした。
別れを告げられても、すぐには受け止めきれない。
頭では関係が終わると分かっているのに、気持ちが追いつきませんでした。
仕事や日常のことはこなしていても、心だけがその場に残っている。
僕にとっては、そんな感覚でした。
次の恋愛や、この先の生活を考える余裕もありませんでした。まず、起きたことを受け止めるだけで時間がかかりました。
そこから気持ちが少しずつ変わっていった過程は、離婚から立ち直れない夜に|8年かかった僕が「今夜は何もしなくていい」と思う理由に書いています。
いまは、生活を一度に立て直そうとしなくていい
何もする気が起きないときの対処として、
「生活リズムを整える」
「体を動かす」
「人と会う」
といった方法を目にすることがあります。
どれも、できる状態なら役に立つことだと思います。
ただ、それすらできない自分を責める必要はありません。
生活を一度に立て直そうとして、できなかったことばかりに目を向けると、さらに自分を追い詰めてしまうことがあります。
だから、いまは最低限でいいと思います。
水分をとる。
食べられるものを、少し口にする。
横になれるなら、体を休める。
その日の自分にできることが一つしかなくても構いません。
今日できなかったことを、明日すべて取り戻そうとしなくていい。
生活全体を立て直すのではなく、まずは今日を過ごすための最低限だけを残す。
僕には、そのくらいの考え方が合っていたのだと思います。
休むことと、一人で抱え続けることは別
無理に前向きになる必要はありません。
ただ、休むことと、つらい状態を一人で抱え続けることは別です。
何をしても楽しめない状態や、眠れない・眠りすぎる、食欲が大きく変わる、強い疲労感が抜けないといった状態が続いている場合、または仕事や日常生活に支障が出ている場合は、心療内科・精神科、かかりつけ医や地域の相談窓口に相談してください。
助けを借りることは、無理に立ち上がることではありません。
いまの自分を、これ以上消耗させないための選択です。
まとめ:何もできない自分を、責めなくていい
離婚のあと、何もする気が起きなくなることはあります。
だからといって、自分を怠けている人間だと決めつける必要はありません。
次の恋愛や、この先の人生について、いま答えを出さなくて大丈夫です。
生活を一度に立て直そうとしなくても構いません。
今日は、水分をとる。食べられるものを口にする。横になって休む。
その中で、できることが一つあればいいと思います。
そして、つらい状態が続いているときは、一人で耐えずに助けを借りてください。
いまは、何もできない自分を責めることよりも、これ以上自分を消耗させないことを優先していいと思います。
