再婚なんてめんどくさい、でも寂しい|今すぐ、気持ちを一つに決めなくていい
もう一度、誰かと一緒になること。再婚も、その前の恋愛も、正直めんどくさい。
でも、ふとした瞬間に、寂しくなることもある。自分でも、どっちが本当の気持ちなのか、よくわからない。
もしいま、そんなふうに揺れているなら、この記事は同じだった僕から書いています。
僕は25歳で離婚しました。そのあと長いあいだ、「もう誰かと一緒になるのはいいや」と「でも、このままでいいのかな」の間を、行ったり来たりしていました。だからこの記事では、「早く決めたほうがいい」と迫るつもりはありません。めんどくさいのか、寂しいのか——その気持ちを、今すぐ一つに決めなくていい、という話をします。
「もう一度、誰かと」がめんどくさかった
離婚したあと、また誰かと一緒になることを、うまく考えられない時期がありました。
マッチングアプリを入れてみたことは、何度かあります。でも、長続きしませんでした。しばらく使っては、疲れてやめる。少し経つと、また気になって始めてみる。その繰り返しでした。
実際に会った人も、何人かいます。ただ、「この人ともう一度、家庭のようなものを築きたいか」と考えると、そこまでの気持ちにはなれない。楽しくなかったわけではないけれど、やり取りが自然に途切れていく。そういうことが続きました。
そうしているうちに、「もう、無理に誰かを探さなくてもいいか」と思うようになっていきました。
誰かともう一度関係を築くのは、思っていたより手間がかかります。その手間を先に想像すると、動く前に気持ちが萎えてしまう。めんどくさい、というのが、正直なところでした。
それでも、ふと寂しくなることはあった
とはいえ、ずっと平気だったわけでもありません。
離婚してから、一人でいる時間が8年続きました。その時間は気楽で、慣れてしまえば、それなりに快適です。それでも、ふとした瞬間に、人恋しくなることはありました。
どんなときに、というのは人それぞれだと思います。僕の場合は、はっきりした出来事があったというより、ただなんとなく「このまま一人なのかな」と頭をよぎる程度のものでした。強い寂しさというより、小さな揺れです。
夜になると特に寂しくなる、という人もいると思います。その感覚については、離婚後、夜になると寂しいあなたへのほうで書きました。
めんどくさいのに、寂しい。動く気はないのに、このままでいいのかとも思う。自分でも、どっちが本当なのか、わかりませんでした。
どちらか一つに、決めなくていい
長いあいだ、僕はこの矛盾を、どうにか整理しようとしていました。
めんどくさいなら、もう探さなければいい。寂しいなら、動けばいい。どっちかにはっきりさせないと、前に進めない気がしていたんです。
でも、いま振り返ると、無理にどちらかへ決める必要はありませんでした。
めんどくさい気持ちと、寂しい気持ち。人の心は、そんなにきれいに一つにまとまるものではないのかもしれません。相反する気持ちを、両方抱えたまま過ごしていて、いいんだと思います。
どちらか一つに決めようとするから、決められない自分を責めてしまう。決めなくていい、と思えたとき、僕は少しだけ楽になりました。
焦って決めなくていい
「そろそろ本気で相手を探さないと」と、僕はあまり思っていませんでした。
年齢や焦りに背中を押されて動いた、という感覚もありません。むしろ、最初の結婚のときは、5年付き合った時間を無駄にしたくない、という気持ちに背中を押されていた気がします。そのぶん、次は同じように急ぎたくない、という思いのほうが強かったのだと思います。
だから僕は、この揺れる気持ちを、無理に一つにまとめないまま、しばらく過ごしていました。動くと決めたわけでも、もう一生一人だと決めたわけでもありません。そのどちらでもない時間が、しばらく続きました。
そのあいだに、状況が少しずつ変わっていくこともありました。ただ、それは焦って動いた結果ではありませんでした。だから、あなたにも同じことが起きる、とは言えません。ただ僕の場合は、気持ちを今すぐ一つに決めなくても、困ることはなかった、ということです。
めんどくさいときは、無理に動かなくていいと思います。アプリを入れても、疲れたらやめていい。また気が向いたら、始めればいい。決めるのを保留にしたまま過ごす時期があっても、いいはずです。
まとめ:気持ちは、今すぐ一つにしなくていい
再婚がめんどくさいのに、ふと寂しい。その揺れは、どちらかが間違っているわけではありません。相反する気持ちが同時にあるのは、おかしなことではありません。
無理にどちらかへ決めなくていい。焦って動く必要もありません。動きたくなったら、そのときでいい。
いまは、めんどくさいと寂しいのあいだで揺れたままで、大丈夫です。気持ちを一つに決めるのは、今日でなくていいんです。
