20代でバツイチになったあなたへ|周りが前に進む中で、僕が感じた本当の孤立
20代で離婚すると、周りと足並みが、急に揃わなくなります。友人は結婚し、子どもが生まれ、家庭の話をする。その輪の中で、自分だけが逆の方向に歩き出したような感覚になる。もしいま、そういう場所にいるなら、この記事は同じ経験をした僕から書いています。
僕も25歳で離婚しました。だからこの記事では、20代でバツイチになったときの、本当の孤立について話します。
周りが前に進む中で、自分だけ逆方向に行った感覚
20代後半は、周りが結婚していく時期でした。
特に感じたのは、実家に顔を出したときの空気です。田舎では、「結婚するから次は子どもだね」という空気が当たり前のようにありました。周りの夫婦も、結婚して1年もすれば子どもができる。それがふつうという前提の中で、僕は結婚1年で離婚していました。
みんなが前に進んでいく列の中で、自分だけが逆向きに歩いている。20代の離婚には、そういう「足並みが揃わない」孤立があります。年齢が若いぶん、周りとの差がよけいにくっきり見えるんです。
本当に辛かったのは、友人の結婚式じゃなかった
よく、「バツイチの男は友人の結婚式が辛い」と言われます。でも、正直に言うと、僕はそうではありませんでした。
友人の結婚式は、むしろ嬉しかったです。祝いたい気持ちのほうが、ずっと大きかった。だから、そこは辛くありませんでした。
本当に辛かったのは、もっと身近なところでした。
実家で親が、心配して色々と聞いてくる。孫の話が出るたびに、嫌な気持ちになりました。悪気がないのは分かっています。それでも、こたえました。「新しい彼女いないの?」と聞かれると、僕はたいてい、無視するか「いない」とだけ答えていました。それ以上、会話が続かないように。
離婚の辛さは、式のような大きな場面よりも、こういう日常のやり取りに、じわじわ滲んでくるものでした。
20代の離婚は、人生が決まったわけじゃない
一つだけ、当時の自分に伝えたいことがあります。
20代でバツイチになると、「これで人生の方向が決まってしまった」と感じがちです。僕もそう思っていました。でも、実際はそうではありませんでした。
僕はそのあと、長いブランクを経て、33歳で再婚しました。8年かかりましたが、20代で離婚したことが、その先すべてを決めたわけではありませんでした。
これは「だからあなたも大丈夫」と保証したいのではありません。人によって道のりは違います。ただ、20代の離婚は、人生の残りが長いぶん、やり直せる時間もまだ十分にある。それは、僕自身が通ってきて思うことです。
焦らなくていい
20代でバツイチになると、「早く挽回しなきゃ」「早く次を見つけなきゃ」と焦りがちです。年齢が若いぶん、周りと比べて焦る気持ちも強くなります。
でも、焦って動いた時期の僕は、正直、うまくいきませんでした。動けるようになってからのほうが、ものごとは自然に進みました。
だから、いま無理に挽回しようとしなくて大丈夫です。20代なら、なおさら時間はあります。
まとめ:20代で離婚しても、その先はまだ長い
20代で離婚すると、周りとの足並みが揃わなくて、孤立を感じます。その孤立は、気のせいでも弱さでもありません。年齢が若いぶん、周りとの差が見えやすいだけです。
でも、20代で離婚しても、その先の人生はまだ長く残っています。焦らず、いまの自分のペースで進んで大丈夫です。今日、何かを決めたり、挽回したりする必要はありません。
