バツイチだと打ち明けたら引かれた|3回目のデートで話して、連絡が途絶えた日のこと
離婚歴を打ち明けたあと、相手の表情が変わった気がした。そのあと、連絡が返ってこなくなった。
言い方が悪かったのか、話すタイミングを間違えたのか、それとも離婚歴そのものが理由なのか。確かめようがないのに、そのことばかり考えてしまう。
25歳で離婚した僕は、マッチングアプリで出会った人と3回目のデートの日に、付き合う前提で自分のことを打ち明けました。そのあと、連絡は途絶えました。
僕が話したのは、当時の僕に話せる範囲のことです。あなたの状況とそっくり同じではないかもしれません。
それでも、打ち明けたあとに連絡が途絶えたことと、そのあと一人で考え続けた時間は、たぶん重なる部分があります。正解を押しつけるつもりはありません。あの日に何が起きて、僕が何を考えたかを、そのままお話しします。
3回目のデートの居酒屋で、「実は……」と切り出した
その人と会うのは、3回目でした。居酒屋で飲んでいるうちに、過去の恋愛の話になりました。
付き合う前提で会っていた人だったので、僕は今までのことを話しておこうと思っていました。その流れで、自分のことを切り出しました。
「実は……」
いま思い出しても、重たい空気で話し始めていたと思います。
相手の言葉は「そうなんですね〜」でした。言葉だけを見れば、普通の返しです。ただ、僕が覚えているのは、表情が固まったことのほうでした。
僕が覚えているのは、そこまでです。相手が何を思っていたのかは、いまも分かりません。
帰り道、ずっと同じことを考えていた
居酒屋を出て、その人と別れたあとの帰り道、僕はずっと同じことを考えていました。
「この話題をどんなタイミングでするのがいいのか」
「言わないまま付き合った方がいいのか」
考えても、答えは出ませんでした。早く言えば重い。言わずにいれば、いつか言う日がもっと怖くなる。どちらも正解には見えませんでした。考えれば整理がつくと思っていたのに、同じところを回っているだけでした。
正直に言うと、僕はこの問いに、いまでもきれいな答えを持っていません。「何回目のデートで言うのが正解」と書ける経験を、僕は持っていないからです。
そのあと、連絡は途絶えた
その人とは、あの日のあと、音信不通になりました。やり取りが返ってこなくなり、それきりになりました。当時の僕の感覚で言えば、完全に引かれてしまった、という受け取り方でした。
「あー、やっぱり気になるよな…」
そう思ったのを覚えています。もともと、そう思われるだろうと考えていたので、意外ではありませんでした。ただ、そのあと僕は、アプリをあまり開かなくなりました。
何に引かれたのかは、いまも分からない
あのとき何が起きていたのか、僕は結局知らないままです。
離婚歴が理由だったのかもしれません。切り出し方が重すぎたのかもしれません。あるいは、その前から相手の気持ちは、別のところにあったのかもしれません。全部、僕の想像でしかありません。相手に聞いたわけではないからです。
相手を責めるつもりはありません。人が誰かと会うのをやめる理由は一つとは限りませんし、その理由を説明する義務もないと思います。
ただ、当時の僕は、確かめないまま、やっぱり気にされるんだ、という受け取り方をしました。そして、その受け取り方のまま、アプリから離れていきました。
悩んでいたのは、タイミングだけではなかったのかもしれない
僕は「実は……」と、自分から重い空気にして切り出しました。その切り出し方も良くなかったのかもしれない、といまは思います。
当時の僕は、いつか結婚したいと思える人に出会っても、離婚歴は伝えなければいけないと考えていました。同時に、知られたら嫌がられるかもしれないとも思っていました。その二つを一緒に持ったまま話し始めたので、切り出す前から身構えていたのだと思います。
タイミングをどれだけ考えても答えが出なかったのは、順番だけの問題ではなかったのかもしれない、といまは思います。そのあたりのことは、バツイチで恋愛が怖いと感じるときの話のほうに書いています。
そのあと、アプリを開かなくなった
8年のあいだにアプリで実際に会ったのは、全部で5人くらいです。ずっと使い続けていたわけではありません。使ってはやめて、しばらくしてまた始めて、を繰り返していました。あの一件のあとも、その繰り返しの中で、開く回数が減っていきました。やめると決めたわけではなく、開かなくなっただけでした。
距離を置いたのは、逃げだったのかもしれません。ただ、あのときの僕にできたのは、それくらいでした。
20代でこの状況にいることそのものがしんどい、という話は、20代でバツイチになったときの話に書いています。
一人で抱えたままにしなくてもいい
あのころ、「新しい彼女いないの?」と聞かれても、基本は無視するか、「いない」とだけ答えて、会話が続かないようにしていました。それ以上、聞かれたくなかったのだと思います。
もし、あなたの周りに、離婚した話を特別扱いせずに聞ける人が一人でもいるなら、その人にだけ話してみてもいいかもしれません。全員に話す必要はありません。僕がそう思うようになった経緯は、離婚を友達に言えなかったときの話に書きました。
思い浮かばないなら、いまは話さなくていいと思います。
まとめ:分からないまま終わることもあります
打ち明けて連絡が途絶えると、理由を知りたくなります。でも、その理由は本人にしか分からず、多くの場合は分からないままです。だから、離婚歴のせいだと結論を出して、自分に判決を下さなくていいと思います。分からないことは、分からないままにしておいていい。
僕は、離婚届を出した25歳の3月から、次の恋愛に進めない時間を8年過ごしました。あの一件も、その途中にあったことです。開かなくなったあとも、しばらくすると、また始めていました。開かない時期があっても、それで何かが終わったわけではありませんでした。
